立てた計画が3日で止まるとき、止めているのは意志の弱さではなく、多くの場合、計画の書き方です。この記事では、続かない計画に共通する「粒度の大きさ」の見分け方と、それを下げる手順を説明します。
1日目と2日目は、たいてい進みます。何をやるかが明確だからです。止まるのは3日目 ——— 目の前のタスクが終わり、次に何をするかを自分で決めなければならなくなった瞬間です。
このとき計画に書いてあるのが「アプリを作る」「参考書を進める」のような大きな項目だと、着手する前に「今日はどこからやるんだっけ」を考える工程が挟まります。この工程は、疲れている日ほど重くのしかかります。そして考えるのが面倒になった日に、計画は止まります。
意志で解決しようとすると、毎日この工程を意志で乗り越え続けることになります。続かないのは当然です。
自分の計画が続かない形になっていないかは、次の3つで判定できます。
タスクを見た瞬間に手が動かないなら、粒度が大きすぎます。「参考書を進める」ではなく「参考書の第3章の練習問題を解く」なら、開いて解き始めるだけです。
「デザインを整える」は、どこまでやれば終わりなのかが決まっていません。終わりの決まっていないタスクは、達成感が出ないまま何日も居座り、やがて見るのが嫌になります。「トップページの余白を4箇所直す」なら、4箇所直したら終わりです。
1日で終わらないタスクは、進んでいるのか止まっているのかが翌日には分かりません。分からないものは、放っておかれます。
「◯◯について」「◯◯の件」のように名詞で終わる項目は、作業ではなく話題です。「書く」「直す」「送る」「調べる」のように、体が動く動詞で書き直します。
「調べる」だけでは終わりが来ません。「3社の料金を調べて表にする」まで書けば、表ができた時点で終わりです。完了条件は、他人が見ても判定できる形にします。
書き直した項目が90分を超えるなら、まだ割れます。30分を下回るなら、細かすぎて管理のほうが重くなります。この幅に収まるまで割ると、1日の作業が1〜3項目で表現できるようになります。
粒度を下げても続かない場合、原因が計画ではないことがあります。
ReGoal は、締切のある個人プロジェクトを Phase・Step・タスクに分解して、今日やるぶんだけを表示するアプリです。この記事の「粒度を下げる」工程を、目標と期限を入れるところから AI に下書きさせることもできます。毎日の習慣づくり専用の道具ではありません。登録なしで試せます。
計画が崩れたときの立て直し方
予定通りに進まなくなった計画を、捨てずに組み直す4つの手順。